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映画で「新しいまち」をつくる

様々なルーツを持つ人々が集まり「新しいまち」をテーマとした映画を作ります。その過程を、映像ドキュメントとして随時更新していきます。

東京には様々なルーツをもつ人々が暮らしていますが、だからといって自身のルーツとは異なるコミュニティと関わることはそう簡単にはいきません。「まち」とは本来、多様性を担保すべきものと信じてはいるものの、現状のまちは経済上や管理上の合理性でつくられ、異なる背景・価値観が触れ合うきっかけを遠ざけているように思えます。 このプロジェクトでは映画製作という手段で異なるルーツを持つ人たちと「新しいまち」をつくることを試みます。そのまちは、多様な背景・価値観を持つ人々の視点でつくられ、既存のまちの持つ課題とこれからの可能性を示唆するものになるのかもしれません。 このページでは、映画製作へむけた取材をはじめ、その製作過程を順次映像ドキュメントとしてアップしていきます。

プロジェクト企画・製作者: 阿部航太(あべ・こうた)

2021.08.20

取材の記録#3 代々木上原「この街から逃げられそうにない」

3人目の取材は、インドネシアにルーツを持つグフロンさん。彼とは都内最大のモスク「東京ジャーミイ」で出会った。彼はジャーミイを起点に、自身のグラフィックデザインやフラワーアレンジメントのスキルを応用し、イスラム教のカルチャーとリンクさせながら、様々なプロジェクトを行っている。そんなグフロンさんに、ジャーミイがある代々木上原周辺を案内してもらった。

今回の取材から、制作チームに台湾出身の鄭禹晨(てい・うしん)さんが加わり、インタビュアーを担当してもらうことになった。海外にルーツを持つ当事者としてのインタビューは、聞き手・話し手の境界があいまいになる瞬間を生むことになった。

日本語字幕あり Japanese subtitles are available|インタビュー:鄭 禹晨/撮影:森内康博/録音:阿部航太

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企画・製作者

阿部航太(あべ・こうた) [企画・製作]

1986年生まれ、埼玉県出身。2009年ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校卒業後、廣村デザイン事務所入社。2018年同社退社後、「デザイン・文化人類学」を指針にフリーランスとして活動をはじめる。2018年10月から2019年3月までブラジル・サンパウロに滞在し、現地のストリートカルチャーに関する複数のプロジェクトを実施。帰国後、阿部航太事務所を開設し、同年にストリートイノベーションチームTrash Talk Clubに参画。アーティストとデザイナーによる本のインディペンデントレーベルKite所属。

http://abekota.com