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映画で「新しいまち」をつくる

様々なルーツを持つ人々が集まり「新しいまち」をテーマとした映画を作ります。その過程を、映像ドキュメントとして随時更新していきます。

東京には様々なルーツをもつ人々が暮らしていますが、だからといって自身のルーツとは異なるコミュニティと関わることはそう簡単にはいきません。「まち」とは本来、多様性を担保すべきものと信じてはいるものの、現状のまちは経済上や管理上の合理性でつくられ、異なる背景・価値観が触れ合うきっかけを遠ざけているように思えます。 このプロジェクトでは映画製作という手段で異なるルーツを持つ人たちと「新しいまち」をつくることを試みます。そのまちは、多様な背景・価値観を持つ人々の視点でつくられ、既存のまちの持つ課題とこれからの可能性を示唆するものになるのかもしれません。 このページでは、映画製作へむけた取材をはじめ、その製作過程を順次映像ドキュメントとしてアップしていきます。

プロジェクト企画・製作者: 阿部航太(あべ・こうた)

2021.07.12

取材の記録#1 桜新町「サザエさんがわからなかった」

プロジェクトを始めるにあたって、まず最初に私のポルトガル語の師匠であるエレナさんに取材をさせてもらった。(2017年に私はエレナさんに半年ほどポルトガル語を教わり、それをきっかけに翌年ブラジルへ渡ることとなる。)彼女の両親はブラジルへ渡った日本人移民1世で、彼女自身はブラジルのサンパウロで生まれ育った。

彼女の現在の家の最寄り駅である桜新町駅をスタートに、彼女が住むまちを案内してもらいながら話を聞かせてもらった。

日本語字幕あり Japanese subtitles are available|インタビュー・撮影:阿部航太

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企画・製作者

阿部航太(あべ・こうた) [企画・製作]

1986年生まれ、埼玉県出身。2009年ロンドン芸術大学セントラル・セント・マーチンズ校卒業後、廣村デザイン事務所入社。2018年同社退社後、「デザイン・文化人類学」を指針にフリーランスとして活動をはじめる。2018年10月から2019年3月までブラジル・サンパウロに滞在し、現地のストリートカルチャーに関する複数のプロジェクトを実施。帰国後、阿部航太事務所を開設し、同年にストリートイノベーションチームTrash Talk Clubに参画。アーティストとデザイナーによる本のインディペンデントレーベルKite所属。

http://abekota.com