コロナ禍にpodcastやラジオを聴く習慣ができた。
多くの時間を音声メディアに費やすようになってきたけど、自分で収録するのはこれがはじめて。
まずは録音しながらしゃべるという行為に慣れるため、偶然居合わせた友人たちにお願いをして、会話を録音させてもらった。

モックということで構成台本はなく、「東京で宗教について考えるラジオ」をどんな番組にすれば良いかの相談という体で話をした。
本当に雑談という感じだったけれど、聴き返してみると意外と面白い。
「宗教」というキーワードから発展する話題をあまりしてこなかったため、数年来の友人でも初めて知ることが多かった。

ただ、突如録音を始めたため、固有名詞やプライベートな面が多く出ていて、一般公開するのにはちょっと勇気がいる内容になった。
もうちょっと匿名性を保ちつつ、個人的な話に近づく方法はあるのだろうか。
第一回の収録では、閉ざされつつも公共性をもった話しぶりができるように、構成を考えてから挑んでみようと思う。